週末医療とリビングウイル

終末医療(ターミナルケア)は、終活し準備をしていた人であっても家族を巻き込み苦悩に満ちたときを過ごさざるを得ないことがあります。終活は、自分の人生の総決算でしょうが、殆どのひとは墓地や財産整理や遺言などに時を過ごします。最期の自分の命としての姿を連想していないのです。人の最期の命の姿に一番翻弄されるのは医療機関ではなく家族です。特に、医療機関から「胃瘻(いろう)はどうしますか」「延命治療はどうしますか」等の質問を投げかけられた家族は苦悩します。「延命治療はしないで下さい」と家屋が医療機関に伝えれば、患者が亡くなってから家族が家族としては、親などの命の最期の宣告をするようで判断に迷います。「延命治療はしません」と答えた家族は、家族自分が殺したのではないかとの悔悟の念を抱き悩むことも少なくありません。
そのために、患者の意思がはっきりしているうちに終末医療をどうするかの意思、気持ち(リビングウイル)を代理人に伝え、患者者が意識が無い状態になったと患者に変わって医療機関、家族に対して代理人(医療代理人)が伝えます。家族は、自分が最期を選び殺してしまったとの悔悟の念から解放されます。
医療福祉アドバイザーと認定医療代理人とは別の資格制度ですが、兼務している人が多いのです。

是非、家族のために医療福祉アドバイザー、認定医療代理人を利用して下さい。